カルセドニーとアゲート

m61-400

Facebookページで見つけたパワーストーンを扱うお店の記事を読ませていただきました。

その中の文章で
「縞模様がないものをカルセドニー、
縞や模様があったり着色されているものをアゲートという分類」
と書いてあって?????となりました。

石英という鉱物のなかで
顕晶質(肉眼やルーペで結晶が確認できる)のものが水晶類
(シトリン、アメジストなどの色変種含む)、
潜晶質(購買率の顕微鏡でなければ結晶を確認できない)のものをカルセドニーといいます。
そしてカルセドニーの中で目視で縞模様が確認できるものをアゲートといいます。

余談ですが日本では透明な顕晶質の石英を水晶、
不透明なものを石英というのが一般的ですし
もっと細かく言うと石英群に含まれるものは他にもありますが
それはまた今度ということで・・・^^;

元に戻って・・・

なので順番で言うと
「縞がないものがカルセドニー」ではなく
カルセドニーの中で目視できる縞模様があるものがアゲートです。

「縞や模様があるものがアゲート」と書かれているので
縞模様とは違う模様があってもアゲートだと思いらっしゃるようです。

が!!
何度もいいますがアゲートは縞模様が目視できるカルセドニーであり
縞模様以外のものはアゲートではありません。

確かに「モス・アゲート」という名の天然石はありますが
その石のほとんどが縞模様を目指できないので
カルセドニーとアゲートの区分から考えると
「モス・カルセドニー」が正確な名だと思います。
(流通上今更名前は変えられませんけど^^;)

もう一つ
「着色されているものがアゲート」と書かれていますが
カルセドニーでも着色されているものがあります。

カルセドニーの色変種で「クリソプレーズ」という石があります。
この石はカルセドニーの中では最も高価なので
この石に似せるために他色のカルセドニーを着色処理している場合もあります。

なので「着色されているもの=アゲート」にはなりません。

・・・処理に対して色々言う方もいますが
その話もまた今度ということで(苦笑

うちのお店での天然石講座では
まずは基本とされる水晶から勉強するので石英群の勉強も伴わせて行います。

なので水晶とカルセドニー、アゲートの説明が正しく出来るのは
鉱物や天然石を勉強した人には基本中の基本だと思っていました。

そういう意味で「そうじゃなかったんだ」と目からウロコでしたし
どこが違うのかが判るのは正しい知識があることが前提なんだと教えてくれた記事でした。